2009年5月1日金曜日

Praha




日本を発ち、一週間が過ぎました。
私は今、チェコはプラハにいます。

かつてボヘミア王国の首都プラハは、
文字通り中世そのままの町並みを今に残しています。
チェコが誇る大作曲家、スメタナの『我が祖国』~モルダウの流れ。

このモルダウ川をはさんで、
東には様々な歴史の舞台となった旧市街が。
西にはプラハのシンボルと言えるプラハ城が構えています。
どちらもにも赤い屋根の街並みが続き、
ゴシック建築やルネッサンスを思わせる教会や宮殿が建ち並んでいます。
しかし、プラハは美しいだけではありません。
長い歴史の中そのほとんどの歴史において、
他国に侵略され続け、自国の自由を得られないできた・・・
というつらい過去を持ちながら、
民族的誇りを失わず自らの言葉と文化を守り続けてきた
人々の気高い精神が町の隅々にまでしみ込んでいるように感じます。
華やかさを保ちながら、厳しい歴史をも包み込むプラハの街、そして人。
その心は文化や芸術にも大きく反映されているように思います。
それが人々に‘神秘’と感じさせる所以かもしれません。

私が滞在しているのはプラハ市街からモルダウ川を
6kmほど下流へ下ったToroja(トロヤ)という町です。
スラローム用の人工コースが作られていて、ゲートは常設です。
日本のでは天然の川で試合を催されますが、
ヨーロッパではこの人工コースが主流です。
川底、両側面は計算され、凹凸が作られます。
流れる水の勢いは激しく、非常に複雑で、パドラーは様々なテクニックが要されます。
しかし、天然の川の様に思わぬところに岩があったり、滝壺の様な流れが出現すろこともないので、
安全性は高いです。
イメージとしては、‘激しい流れるプール’と言った印象です。
これが、スラロームです。
私も今ここで、毎日トレーニングをしています。

カヌーのチェコ人選手との交流を通し感じました。
スピード、技術はもちろん、カヌー・スラロームという競技に対しての考えの奥深さ、
臨む姿勢、それを育む環境・・・
競技でありながら、これは芸術のように思います。

私もこの芸術を、自分の目で見、感じ、
一つでも多くのことを学びたいと思います。




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